隣接n項間漸化式の線形的アプローチ(6)
隣接n項間漸化式の線形的アプローチ(5)の続き
c-and-a.hatenablog.com
さて、隣接項間漸化式の一般解を求めよう。
この漸化式の特性方程式は1次または2次の実係数多項式の積に因数分解できる。
また、の個の基底は、とかける。
の個の基底は、の2解を用いて、とかける。
さらに
と解の数列の集合は直和で分解できたので、の個の基底は、
である。つまり、一般解はこれらの線形結合で表される。
隣接n項間漸化式の線形的アプローチ(7)へ続く
c-and-a.hatenablog.com