2018-12-18 様々な形の静電容量(静電容量のもう一つの意味) 電磁気学 静電容量 さて、これまで静電容量は二つの極板A,Bにの電荷を帯びさせたときの二つの極板の電位差をもちいてと定義されてきた。この定義では導体が二つないと定義できない。そこで、静電容量を導体固有の量とするために、極板間の電位差ではなく無限遠との電位差に書き換える。つまり孤立した導体Aの静電容量は、導体に電荷を帯びさせたときの導体と無限遠との電位差を用いてと定義する。通常、無限遠の電位はとするのでと書かれる。この2つの定義の関係としては次のようなものがある。同形な二つの導体を間隔でおいたときの一つ目の意味の静電容量をとしたとき、でになるとする。この導体の2つ目の意味での静電容量とという関係が成り立つ。