様々な形の静電容量(導体円板)
半径の導体円板に電荷を与える。円板は半軸がである楕円体と考えることができ静電容量は様々な形の静電容量(楕円体導体)からすぐにだせるのだが、後のために今一度電位から求める。
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円板がつくる等電位面群はを用いて
と表せた。これはについての2次方程式であり
でより
がわかる。と円筒座標に変換すれば
また電位は
(1)を代入すれば
となる。これにを代入しに注意し計算すれば円板の電位を得る。
よって円板導体の静電容量は
である。この円板の軸上()の電場を求める。円板の対称性より電場は方向にしか存在しない。つまり、軸上ではである。またであるのでは(2)より
である。